意外と知らない退職願と退職届の違いとは⁈

2021年9月10日

退職を決意した時、どうしたら良いの?

皆さんがサラリーマンとして仕事をする上で、一度は考えたとこがあるであろう転職。

転職活動や新しい仕事への不安からなかなか決断出来ないことが多いと思います。

しかし、もう限界!!と転職を決意した時に、いざ会社へ願い出ようと思っても、「退職願」と「退職届」、あるいは「辞表」のどれを出せば良いのか迷わないよう、それぞれの性質をご紹介します。

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退職願•届と辞表は大きく違う

まずは大きく分けて二つのグループに分かれます。

それは退職願•届と辞表です。

この2種は性質が大きく異なっており、提出すべき書類を間違えると、常識のない人と思われる危険がありますので、注意しましょう。

退職願•届

退職願や、退職届は一般的に民間企業に勤めるサラリーマンで労働者側に籍がある人が用いる書式です。

ここでの労働者側というのは、課長以上の職制を指すのではなく、経営者か経営者ではないかを指します。

簡単な例は経営者とは社長、取締役等の事です。

意味合いとしては自分を雇用している会社に対して退職したい旨を伝えるための書類となります。

辞表

辞表とは退職願・届とは反対で、一般企業の経営者や公務員、または公務員に準ずる立場の人

使用する書式です。

意味合いとしては会社において責任ある立場を辞する。公的な立場を辞する場合に使用します。

一般のサラリーマンが辞表を提出することはあり得ませんので、注意が必要です。

よくテレビドラマで刑事さんが危ない仕事をする前に辞表を提出しているシーンがありますが、

あれは刑事さんが公務員であるためです。

退職願と退職届

それでは多くの人が気になっていると思われる

退職願と退職届について解説します。

退職願とは

退職願とは、自分が退職を決意し、退職の意思を会社へ伝える際に使用する書類のことです。

例えば退職を決意し、転職活動も大詰めで次の転職先もほぼ決まった。後は会社に自分の退職意思を

伝えるだけ。という状況です。この時点では会社としてはあなたが退職を決意した事を知りませんので、

会社へのファーストコンタクトと言えます。

内容としては、○月○日に退職したいですが、いいですか??という旨の伺いを書いた書類となります。

退職届とは

退職届とは、会社に退職の意思を伝え、退職についての承認を得た後に、正式に退職日を記載した書面で、

退職することを宣言する書類の事です。

例えば、退職願を提出し、上司や社長から退職日についての了解を得ることが出来た後、

合意した期日を記載して、○月○日に退職します。という宣言の旨を書いた書類を作成して提出します。

退職願と退職届の出す順番

この2通の書類の提出する順番についてですが、前項かわわかる通り、退職願→退職届の

順番となります。

退職届を最初に出してしまっても法律上問題ないのですが、社会通念上マナー違反となりますので、

気をつけましょう。

退職願と退職届の注意点

この2点を提出するにあたり注意点があります。

提出にあたっての注意点


まずは、退職願についてですがこちらについては特に注意点はありません。

自分の決意が変わらない以上、書くべきことをきちんと書いて提出しましょう。

退職届については注意が必要です。

それは、多くの会社で退職届は撤回できないという事です。

例えば、転職先の企業から何らかの理由で、入社を断られた、延期された場合、

すでに退職日を同意して退職届を提出していた場合、日時の変更や撤回に応じる

責任が企業側にないため、一時的に職を失う可能性があります。

転職先と綿密な調整を行なったのち、退職届を提出しましょう。

作成にあたっての注意点

退職願・届を作成するにあたっては書式は縦書きで書くようにしましょう。

最近は横書きのフォーマットがネット上に出回っていますが、基本的に

縦書きで作成することがマナーとなります。

会社のルールとして横書きが指定されていない限り、縦書きで作成しましょう。

提出書類は誰に出せばいいのか

退職願や退職届は基本的には、直属の上司に提出します。

直属の上司とは主任や係長ではなく、所属している課の課長がベターです。

もし、課長が退職について取り合ってくれない場合などはさらにその上位者へ

直接提出することも可能です。

自分に一番近い階級の役職者から順番にトライしましょう。


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まとめ

退職届と退職願の違いについてまとめてみました。

皆さんの参考になったでしょうか。

近年では退職願や届などが不要になっている企業もありますが、

やはり、日本のサラリーマンの基本マナーとして覚えておく必要のあることだと思います。

特に、終身雇用が約束された時代ではなくなりつつありますので、転職をする機会も

多くなるのではないでしょうか。

その時に備えて正しい知識を持っておきましょう。


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