上司と性格が合わない時は自分と上司の性格を理解して対処法を見つけよう!【職場の人間関係改善】

自分と相手の性格を理解することで良好な関係を作れます!

この記事を読んでわかること

・あなたの性格を把握する方法

・性格が合わない上司の判別

・性格が合わない上司との接し方

仕事上で合わない上司はたくさん居ると思いますが、性格が合わない場合も少なからずあるでしょう。

もし、あなたが今の上司と性格が合わないと感じているなら、早急に対策を取るべきです。

しかし、あなた自身の性格を理解していなければ、対策の取りようがありません。

まずは自身の性格を理解し、上司の性格も理解することで対策方法を見つけ良好な関係を作りましょう。

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あなたの性格を把握しよう

相手の性格を決めつける前に、自分の性格についてもう一度見つめ直してみましょう。

人間の性格は数種類に分類されますが、より細かく分類している”エニアグラム”では9種類に分類されています。

まずは自分の性格を判断するために、エニアグラムで自己分析をしてみることをおすすめします。

おすすめの本も紹介しておきます。千円以下で買えて、自己分析にとても役に立つ一冊です。

また、簡易的ですがエニアグラム診断をすることのできるサイトもありますので、興味のある方はこちらから試してみてください。

性格が合わない上司との付き合い方

性格が合わない上司 タイプ1:改革する人

特徴:完璧主義者タイプ

自分の理想に対して信念を曲げないタイプの上司です。

いつも細かい上司、口うるさい上司などがこのタイプに当てはまります。

仕事の過程から結果まで、「〇〇すべき」と指摘してくるのが特徴です。


完璧主義者の上司に対しては、指摘されないよう、いかに上司を納得させるかが鍵となります。

仕事の過程から具体的なイメージを持ち、最終目標をきちんと把握しておくことがポイントとなります。

こまめに上司との仕事のベクトルを合わせる確認をとっていくことで、指摘されることも減り、接しやすい関係を作ることができます。

ポイント

・最終目標を把握しておく

・こまめにコミュニケーションを取り、ベクトルを合わせる

性格が合わない上司 タイプ2:人を助ける人

特徴:お節介タイプ

人を助けたいと思う気持ちが強いせいで、すぐに手を差し伸べようとする上司。

入社した頃は、とてもありがたい存在かもしれませんが、お節介が過ぎると、部下の成長を阻害することにつながります。


お節介タイプの上司には、柔らかい表現で断りを入れることをしていきましょう。

善意を無碍にすることは関係を悪化させるので、間違っても強く否定してはいけませんよ。

ポイント

・柔らかく断る

例)助言ありがとうございます。今の助言に私の考えも含めて進めてみます

性格が合わない上司 タイプ3:達成する人

特徴:成果を重んじるタイプ

結果を出すことが全てという考えで、タイプ1と違う点はスピード感、効率を求める傾向にあります。

反面、結果を出すことが困難なことには消極的で、失敗を恐れます。


成果を重んじるので、上司のサポートに回るように動くのが得策です。

出世にも積極的なため、主役として立ててあげることができれば、良好な関係を築くことができるでしょう。

ポイント

・スピード感、効率化を心がける

・自分は裏方に徹し、上司をサポートする

性格が合わない上司 タイプ4:個性的な人

特徴:個性的なタイプ

直感的な指示が多く、周りと違う意見で進める、芸術家のようなタイプです。

部下の良いところを見出す能力は高いのですが、自分を理解してくれない人には近づかない特徴があります。

また、個性的ゆえに意見が度々変わることも少なくありません。


個性的な上司に対しては、考えを理解することを徹底してください。

その上で上司の個性を現実的は方向に修正していくと、気分を害さずに済みます。

ポイント

・相手を理解してあげる

・独創性や個性を否定せず方向を正す

性格が合わない上司 タイプ5:調べる人

特徴:慎重に行動するタイプ

何事も調査し、データ収集を行い、石橋を叩くように慎重に物事を進めるタイプ。

人と関わることも好まず、自分から知識を分け与えようとはしません。


上司からアドバイスをもらうのを待っていても一向に出てこないので、自分からアドバイスを貰いにいくようにしましょう。

自分の時間を害されるのを嫌うため、接する時は簡潔に。

ポイント

・アドバイスは待たずに貰いに行く

・話しかける時は簡潔に、的を絞って短時間で済ませる

性格が合わない上司 タイプ6:忠実な人

特徴:真面目で誠実

とにかく真面目で安全に物事を進めるタイプ。

リスク管理を徹底し、組織として働くことを厭いません。不安に感じることがあり、1人で決断できないことは周りに協力を求めます。


真面目なため、上司の不安を取り除く働きが求められます。

上司にない考え方を提示してあげることで、結果を出すきっかけとなります。

ポイント

・組織を大事にするので人間関係は良好になることが多い

・不安を取り除き、結果まで導く

性格が合わない上司 タイプ7:熱中する人

特徴:熱中してしまうタイプ

色々なことを実行して、多様性を大事にします。

性格も明るく、夢に向かって頑張る結果、熱中しすぎて方向性を見失うことも。


熱中しているときには、波風を立ててはいけませんが、熱を解いてあげることが必要です。

方向性を見失った時はリードして、落ち着かせてあげること、正しい路線に導いてあげることが効果的になってきます。

ポイント

・熱中しているときは適度に熱を解いてあげる

・たまに方向性を見失うので、リードする

性格が合わない上司 タイプ8:挑戦する人

特徴:自己主張が強いタイプ

他人に頼ることをせず、自分の意見に向かって突き進むタイプ

引っ張ってくれる一面はありますが、反抗する相手に対しては強い口調で反論、叱責をすることも。


この場合、上司に寄り添って、頼るようにしましょう。

頼られることで、嬉しく感じ、守ってくれるようになります。

こまめに上司へのほうれん草を行うことがポイントです。

ポイント

・反抗すると強く叱責されてしまう

・頼ることで好印象を与えられる

性格が合わない上司 タイプ9:平和をもたらす人

特徴:優柔不断なタイプ

落ち着いており焦らず行動する反面、優柔不断で頼りない場面が目立ちます。

結論を出すことに時間がかかったり、先延ばしにしてしまうこともしばしば。

他人を尊重し大事にするので、周りの人を嫌うことはほとんどありません。


優柔不断だからと、結論を出すよう急かしてはいけません。

一緒に寄り添って仕事を進めていくことで、全体的にスピードアップを図ることができます。

上司の代わりに、真面目な話や厳しめの言葉を代弁してあげるとお互いの信頼関係が築けます。

ポイント

・遅いことを指摘せず、寄り添って仕事を進める

・上司が言えないことを代弁してあげる

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まとめ

上司と性格が合わなくて悩んでいる方は、まず自分の性格を確認してみてください。

その上で、上司の性格と特徴を理解し、どのように付き合っていけば良いか、今回挙げたポイントを参考に対応してみてください。

性格が合わない=嫌い

という考え方を一度捨てて、相手を理解するところから初めてみると、良い関係を築くことができるかもしれません。