上司に怒鳴られた時の対処法はこれだ！【怒鳴ってくる理由と対策を知ろう】
怒鳴ってくる上司への対処法を紹介します
まず、前提として。
上司の怒鳴るという行動は100%パワハラです。
パワハラ（パワーハラスメント）とは、職場においての立場を利用して、強い立場の人が弱い立場の人に業務の適正な範囲を超えて精神的、身体的な苦痛を与えること。上司が部下に怒鳴るということはまさにこれ（精神的な苦痛）に当てはまる行為です。
喜怒哀楽が激しく、感情のまま行動を行う問題上司、割と多いのが現実です。
今回の記事ではそんなパワハラ上司への対処法を紹介していきたいと思います。
本記事はこのような人にオススメ！
・上司に怒鳴られて悩んでいる
・上司が怒鳴ってくる理由が知りたい
・上司に怒鳴れた時の適切な対処法が知りたい
広告
なぜ上司は怒鳴ってくる？
そもそも、なぜ上司は怒鳴ってくるのでしょうか？
原因解決のためには根本的な理由を知っておく必要があります。
悩んでいる人の中には「なぜそこまで怒鳴ってくるのか理解ができない」方も少なくはないでしょう。
上司が怒鳴ってくるのには以下のような理由が考えられます。
上司が怒鳴る理由：１）ストレス発散
立場的に自分が優位に立っている環境において、感情を抑える我慢が効かない人間が一定数います。
そのようが人がストレスを溜めている状態になると余計に我慢が効かなくなり、感情的に怒鳴ってくるケースがあります。
上司が怒鳴る理由：２）威厳を保つため
プライドが高い人間に当てはまります。
威厳を保つために怒鳴るという問題行動を起こすパターンです。
周囲の目を気にし、あなたより優れている、あなたを指導する立場なのだ、と言った感情が全面的に出てきてしまい怒鳴るというケース。
怒鳴る上司への対処法
言い方は悪いですが、怒鳴ってくる上司はあなたの事を舐めてます。
人（上司）を変えるより、自分が変わった方が早いし楽です。
上司をうまくコントロールしていく方にシフトチェンジするのが効果的な対処方と言えるでしょう。
怒鳴る上司への対処法：１）上司を知る
上司がどんな人間なのか、どんな理由で怒鳴ってくるのか。ここがわりと重要です。
例】月曜の朝に怒鳴られる頻度が高いとしましょう。
きっとそこには以下のような理由があるはずです。
・月曜は気分が憂鬱
・午後から会議がある
上司の性格や行動パターンがわかってくると後は簡単です。
怒鳴ってきそうなタイミングを避けて相談や報告業務を行ってみてください。
自然とあなたへの上司の態度は変わっていくと思います。
怒鳴る上司への対処法：２）冷静になる
感情的な相手に対して反抗的な態度で返してしまう行為は火に油を注ぐようなものです。
内心イライラしてしまう気持ちはすごく理解できますが、ここはグッと堪えて反省したフリをしましょう。
上司が話した内容を自分も口に出して反復する、改善への意欲を口にするなどの対応をとってみてください。
例】（怒鳴られた理由）〜が理由で今回の事態が起きてしまいました。すみません。次回からは繰り返さない為に（改善する内容）〜を行なっていきます。
人間は自分が言った事を復唱されると、冷静になっていく傾向があります。
この心理現象を利用すると【上司を落ち着かせる＋反省している自分を演出する】効果があります。
是非、実践してみてください。
先述で反抗的になりがちな人の対処法の話をしましたが、逆に萎縮してしまったり、怯えてしまう人も少なくないと思います。
過度に怯えたり、落ち込んでしまうのもいい対応とは言えません。
相手が恐怖している姿に喜びを感じる場合があるからです。
エスカレートしてしまう懸念があるので、冷静に対応するようにしましょう。
広告
どうしようもない場合
自分が変わっても全く変わらず、執着してくる陰湿な上司もいると思います。
そうなってしまった時の対処法を記述します。
異動願いを出す
人が変われば環境は180度変わります。
どうしても我慢の限界を迎えてしまう時は迷わず異動願いを出しましょう。
ただし注意点としては、人事と上司の仲が良く、自分の立場を悪くしてしまう場合があります。
先輩などに相談して進める方が良さそうです。
転職する
筆者も転職経験が複数あります。
理由が必ずしも上司というわけではありませんが、転職を後悔したことは一度もありません。
必ずどんな会社にも良いところ、悪いところが存在するからです。
我慢をして体調を崩してしまったら元も子もありません。
そうなる前に動き出すのは素晴らしい判断と言えるでしょう。
最後に
アドラーは言いました。「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」
いつの時代も悩みの種は人間関係みたいです。
今回は、怒鳴ってくる上司への対処法を纏めました。
是非良好な職場環境の構築に役立ててみてください。