プレミアムフライデー 現在はどうなっているの?今の実体を徹底解説します【転職ノウハウ】
あなたはプレミアムフライデーのことを覚えていますか…?
2017年、プレミアムフライデーが導入されました。
その当時は、毎月末に飲みに出かけたり、その週末を利用して旅行を計画したりと、有意義に時間を使えるようになると考えていた方も多いのではないでしょうか。
4年の月日が経ち2021年、現在プレミアムフライデーの恩恵を受けている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?
今回は、そんなプレミアムフライデーについてまとめてみようと思います。
本ブログで転職のノウハウについてまとめているので、今後の転職先を選ぶ一環としてもプレミアムフライデーについての知識をつけましょう。
この記事を読んで分かること
・プレミアムフライデーとは
・プレミアムフライデーの効果と実績
・プレミアムフライデーと転職
プレミアムフライデーとは
プレミアムフライデーは、2017年に経済産業省や経団連を中心に、毎月末の金曜日に15時の終業を奨励し個人消費喚起を促そうとしたキャンペーンです。
働き方改革と連携して導入され、15時に終業した後にショッピングや旅行に充ててもらい消費してもらうことで経済効果を生み出す狙いがあります。
月末が給料日から近いことから、最終金曜日に設定されています。
プレミアムフライデーの効果と実績
現在は忘れている方もいらっしゃるとは思いますが、プレミアムフライデーの認知率は9割を超えていると言われています。(かなり怪しい数字ですが…)
では、実際に導入されている企業は一体どれくらいあるのでしょうか?
答えは…1割程度です。
それくらい、社会に浸透していないキャンペーンになります。
導入効果としては、大手デパートや飲食店、居酒屋では2019年までは売り上げが向上したと回答しており、一定の効果はあったことがわかります。
コロナ以後は動きは鎮まり、現在は公式HPでもキャンペーンの更新が途絶えている状況です。
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プレミアムフライデーと転職
現在転職を考えている方で、プレミアムフライデー導入企業に転職したい方に、メリットとデメリットをお伝えします。
プレミアムフライデー導入企業のメリット
・月末に早期退社できる日が必ずある
毎月末の金曜日に15時に退社できることが確約されているため、その日は予定を組みやすくなります。
飲み会を開いたり、金曜の夕方から旅行に出かけたりと、プライベートを充実させることができます。
・お得なサービスを受けることができる
飲食店や居酒屋では、プレミアムフライデーに合わせて商品の割引を行なっている店舗がある為、お得に食事をすることができます。
主に外食産業でサービス導入が盛んなため、プレミアムフライデー導入企業に勤めていると恩恵を享受することができます。
プレミアムフライデー導入のデメリット
・そもそも導入企業が少ない
先ほども簡単に述べましたが、プレミアムフライデーの導入企業は1割程度です。
中小企業に絞ると約3%と更に低くなります。
企業の導入が進まないことには、サービスも増えていかないので、そもそもキャンペーンとして認知されなくなってしまいます。
・他の日にしわ寄せが発生する
月末に早く帰らなければならないので、その日までに仕事を片付けておく必要が出てきます。
月末早く帰るために他の日に残業するという、本末転倒な状況を生み出します。
以前、ノー残業デーっておかしい?転職する前に確認すべきノー残業デーの実態【転職ノウハウ】でも取り上げましたが、全く同じ状況を生み出してしまいます。
補足
中小企業でプレミアムフライデー導入が進まない理由としては、大企業での導入が進まないことが挙げられます。
取引先が動いているのに早く帰ることができない為、導入に踏み切れない企業が多くあります。
中小企業は日本のほぼ100%を占めているため、現状で導入拡大は難しいと言えるでしょう。
まとめ
忘れている方も多くいるとは思いますが、プレミアムフライデーは1割程度の企業には導入されています。
現在はコロナの影響もあり、実施されているかは定かではありませんが、月末金曜日にプライベートな時間を確保できることには変わりは有りません。
ですが、デメリットを伴うことも忘れてはいけません。
また、プレミアムフライデーを導入している企業への転職を考えられている方は、そもそも導入企業が少ないため、先に企業を調べておく必要があります。
導入企業については、こちらにまとめられているので、気になる方は確認してみてください。
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